宝塚市自然保護協会
- Nature_Takarazuka -
開 催 日:9月20日(土)
調査場所:宝塚市立宝塚自然の家
(宝塚市大原野字松尾1)
フィールド面積:14ha
コナラ林を主体とする里山で、
宝塚市指定天然記念物の松尾湿原
や広い草原、ため池などもある。
参加者:総数45名 大人20名 子ども20名
招聘講師:1名 協会専門講師5名
協会スタッフ3名 宝塚市職員3名
参加者総数:52名
フィールドの自然環境と昆虫を熟知しておられる伊丹市昆虫館長・奥山清市氏を講師に迎えて実施いたしました。例年とは比較にならない高気温のもとではありましたが、宝塚自然の家のフィールドで40名の参加者によって、午前中のみの短時間で昆虫調査を実施しました。当協会から講師兼スタッフ7名と市役所環境エネルギー課職員3名で運営にあたりました。
この事業は市民参加型生き物調査(子ども目線での調査)として2018年から実施している事業です。昆虫調査とはいえ年齢によっては系統分類上昆虫には属しないクモ類、両生爬虫類なども捕獲しました。すべての種の同定を試み、展示し、まとめました。最後には、継続観察を希望する方は持ち帰り、その他はみんなでフィールド内に放ちしました。
奥山館長は「今回は夏眠する昆虫も多い時期」なので種数は少なかった。今後は通年調査をすれば昆虫相の変化や種多様性などが解るであろうとの指摘をされました。今後はより精度の高い調査を目指したいと考えます。
ここに概要を思い出アルバム及びとれた昆虫一覧(昆虫調査結果)とともにお知らせ致します。しかし、系統分類上昆虫には属しないクモ類、軟体動物、両生爬虫類など子どもたちが捕獲した小動物も記録しておりますが、統計上は除外しております。
★2025年09月20日の調査結果
昆虫種数45種 昆虫個体数121匹を確認しました。
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