川西市黒川
伝統的里山

兵庫県川西市北部・黒川地区。その文化、歴史、営みから「日本一の里山」と称されて来ました。しかしながら他の地区と同様、過疎化や高齢化の流れを受けて未来への模索が続けられています。。
黒川のシンボルと言える黒川公民館は1977年に休校となった小学校。北棟は明治37年の建築、南棟は昭和21年の建築で県の景観形成重要建築物に指定されています。
この公民館を中心に地域の活性化と文化の継承、交流を図るべく、隣接するグラウンドに「黒川里山センター」が建設されました。住民の避難所や集会所、ビジターセンターなどの利用が見込まれているそうです。
旧校舎については大がかりな耐震補強が行われ令和7年4月25日再オープン。
空撮で見る黒川・妙見
平成30年に発行された黒川を知る総合冊子
「兵庫県では、令和7年度、里山・里海の持続可能な保全・創出、人間との共生のため、次世代を担うZ世代を中心とした環境リーダー育成プログラムを実施しています。
テーマを「ひょうごZ世代 未来社会デザイン-地域循環共生圏から考える、ソーシャル×ローカルで創るSDGs+beyond-」とし、「各地域が各々の資源や特性を活かした強みを発揮しながら自立・分散型の社会を形成する」という地域循環共生圏の考え方を中心に、兵庫県の里山・里海を代表とする地域資源を活かし、未来を担う次世代から自立・分散型社会の構築を進める未来社会デザインを目指すものです。」(兵庫県ホームページより)
日本一の里山・北摂里山フィールドパビリオンは、このプログラムの「里山フィールドワーク」活動の体験フィールドとして、6つのフィールドをご案内し、コミュニケーションの場を設けました。
当日は少し風も吹く1日でしたが、幸いにも雨予報が外れ、参加者の皆様と一緒にスタッフ、団体関係者一同とも楽しく充実した1日となりました。
(出展:北摂里山地域循環共生圏)