◆兵庫県内最大規模の湿原群

湿原群合計面積は約3,900㎡。その中に確認された動植物の出現数は動物89種、植物153 種におよびます。
植物群落タイプはイヌノハナヒゲ群集、ヌマガヤ群落、イヌツゲ・オオミズゴケ群落で、面積・出現植物数と共に県下一と言われています。
私たちはこの丸山湿原の貴重な自然と生態系を保護し、後世に引き継ぐために、地域内外の住民や学識者および行政と連携・協働して保全活動を行っています。
 宝塚市西谷地区、宝塚西谷の森公園近く。ここに、兵庫県内最大規模の湿原群「丸山湿原」があります。丸山の南西側の山間に位置する5つの湿原からなり、湧水湿原(ゆうすいしつげん)と位置づけられています。
 平成26年4月に、宝塚市教育委員会により「宝塚市天然記念物」に指定され、現在は県の天然記念物となっています。
 湿原群周辺の各所には風化の進んだ「はげ山」があり、土は非常に細かく、粘土に近いシルトとなっています。(シルト:岩石が壊れてできた、砂より小さく粘土より粗い破片や粒子のこと)。雨が降ると、このシルトが流れ出し、谷底はシルトで埋められます。シルトで形成された谷底に水が停滞し、湿潤な立地が形成され、これが長い年月をかけ堆積していきます。こうしてできたのが、丸山湿原と考えられています。
 丸山湿原には、湿原でしか見ることのできない貴重な湿原生植物が多数生息しています。この湿原生植物を絶やさないためにも、湿原の保全は大変重要な課題です。

 ■車でのアクセス例(宝塚駅より)
  

 ■電車・バスでのアクセス例
  

丸山湿原にはトイレはありません。西谷の森公園は月曜休園です。

dscn1092.jpg imgp0549.jpg imgp7234.jpg img20170729150900972595.jpg dscn3888.jpg dscn3862.jpg dscn3866.jpg dscn3859.jpg dscn4307.jpg

REPAIR RESULTS

3月6日イベントが行われました!

丸山湿原群の中は携帯電話の電波はほぼ入りませんのでご注意ください。


 

入会方法

年会費 2000円 月2回の基本活動
(四季折々の里山・湿原が観察できます 時々色々なガイド付き)
学術調査のお手伝い
サギソウモニタリング調査優先参加この時は身近に花を見られます)
雑木処理(木を伐採できます→要スキル)
アイデア次第で無限の可能性があなたに!

 
 

会について

設立:平成18年  現代表:今住悦昌
活動内容 :保全(地域との協働作業)、湿原内のササ類、木本類の刈り取り作業
(刈り取ったササ類、木本類は湿原外に運び出します)   ・巡回監視(月2回実施)・来訪者人数確認・水温、気温調査・水質調査(電気伝導度)

 
 
トップへ