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2016-05-08

シフトする?AKBビジネスとガイドブックVOL.4


hitosato のガイドブックが発刊されました。(第4号)

「4回目となると載せる内容がない・・」との不安?をよそに、3号に劣らず熱血号となっています。ぜひ3号と続けて読んでいただくことを推奨いたします。(3号が手元にない方はウェブブックで・4号発行後にHPに公開) 
で、そのわけは4号の編集後記で・・・

 さて最近、休日に里山のイベントの取材に行くことが多くなっているのですが、行く道沿いに、しつこく(?)ある『北摂里山博物館』や『北摂里山街道』の標識。
里山施設にあるポスターやパンフラックの効果・・・もむなしく、インタビューした人のほぼ100%が北摂里山博物館のことをご存じありません。

ホームページも、この手のもの(?)としては更新が多く、関連サイトが15以上もあるんですが・・・

このように「言葉だけでも市民権を得る」のはなかなか難しいものですが、一度付けられたイメージを払拭するのもまた難しいものです。

変わる?AKB

 話しはガラッと変わります。ついて来れない方もしばらくご辛抱のうえ、おつきあいください((汗))
この春、ネットで話題となった曲がありました。『履物と傘の物語』
NHKの『みんなのうた』として流されたこの曲に、涙する人続出。
「誰が歌ってるの?」「えっ?AKびいっ?」

 オタ(アイドルファンの呼び名・最近地位が向上している)の間では周知の事実なのですが、実はAKBはオタでなくとも涙する曲がいっぱいあるのです。(そもそもなんと1040曲以上の持ち歌があります)
それが表に出た一つ、震災後に発表された曲、「風は吹いている」です。
AKBは被災地の訪問活動も行っています。

いずれもNHKがらみですので「プロモ」と言われても反論できませんし、AKBはいろいろ世間を騒がせて来ましたので、そっちの方が目立ちます。
色目で見ている人も多く(色目でなく本当にそうなのかもしれませんが・・)
いわゆる「エーケービジネス」と呼ばれるものは社会問題化している部分もあります。

そのAKBが今年10周年を迎えます。

『アイドルの宝塚(?)』を目指すAKBにとっては節目の年です。
本来なら得意の「お祭り騒ぎ攻勢」なハズなのですが、ちょっと違う戦略で来ているような・・・。
10周年を機会に「スキャンダル的な要素は清浄化したい」と考えているように思えます。

メンバーに小学生を含むようになり、メンバーの家庭環境や学校環境、しいては、こども達への影響が無視できないほどに膨れ上がった巨大グループの苦悩と見受けられます。(そういってもオタク相手のビジネスは相変わらず盛んですが)

春からの動きを「深読み」してみます。

・NHKみんなの歌での、世代を超えた良曲の発表
・深夜TVの編成替えで、持ち番組がバラエティから社会問題番組へ転身
・新曲のサマーソングが反戦歌に  (選抜のメンバーの髪の毛の色も原点の黒に)
・乃木坂46(AKB公式ライバル)の新曲「いのちは美しい」は命の尊さを歌った曲
・メンバーを選ぶドラフト会議、総選挙のテーマが「親子の絆」
・AKBチーム8(AKBの47都道府県アマチュア選抜)の新曲名と内容が「汚れている真実」
 (初期の自殺をテーマとした「軽蔑していた愛情」路線)

簡単に言えば今年に入ってからは「超まじめ」路線なのです。
そこは日本を代表するエンターテイナーですから、まじめ一筋なわけでなく、楽しい要素もツッコみどころも満載なのですが。

本来なら「清く、正しく、美しく」と行きたいところですが、ネットに晒されるこのご時世、そこは敢えて「ノーガード」で打たれまくることを選択。同情を誘う作戦のようです(主観ですけど)
オタの間では「天地をひっくり返すようなスキャンダルが用意されている」と囁かれていますので、そう上手くはいかないかもしれませんが、何か変わろうとしていると思われてなりません。またそれだけ影響力も強いのです。(最近そのスキャンダルの一つが出ましたね)

お手本はAKB?


話しを戻しましょう。
「北摂と言えば吹田市、摂津市あたりでしょ」
「里山博物館ってどこに建物があるの? 何を展示してるの?」
それならまだしも、全然知られていないのが実情です。
なので、露出を増やそうとウェブサイトを15以上立ち上げ、里山保全一辺倒から幅広いジャンルのチャンネルを設けました。
里山=保全=自然保護=ボランティア だけとして見られてきた感もなくもなかったからです。
(カジュアルなサイトにも「里山魂」は健在です)

「いつも冗談を言ってる人が急にまじめな話しをする・・・」のと
「いつもは真面目な人が急に冗談を言う・・・」のとでは
関西人的でなくとも前者に軍配が上がります。
つまり、先に人を引きつける何かがないと、本当に伝えたいことも伝えられないことも多いからです。
AKBは前者で、博物館は宿命的に後者なわけですが(べつに敢えて冗談を言う必要もないのですが)

この話がどう第4号に繋がっていくのか。続きはまた・・・




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